王子動物園のシタツンガ女子(あるいは母子)の皆さんです。
手前が最年長のサツキさん、一番奥がその娘のアスカさん、そしてその間の小さい仔がアスカさんの赤ちゃん(昨年12月生まれ)です。
(♀は特に)風貌が鹿に似ているので、赤ちゃんを「バンビちゃん」と呼んでいるお客さんが多数いらっしゃいます。
関西では奈良公園の鹿のおかげで鹿をありふれた動物ととらえられている方も多く、せっかくアフリカの珍しい動物が目の前にいるのに、「奈良いたらいっぱい見れるわ」とか言いながらすたすたと通り過ぎる方もいらっしゃいます。
シタツンガ舎の隣にいらっしゃるニホンジカ♀さん
確かにぱっと見似ているような気もするけど、シタツンガさんの独特な
サッカーサポーターのようなお顔の模様はシカさんにはありません。
シカさんのお尻のところは白くなってふわっとしているけど、
シタツンガさんはお尻もしっぽの感じも違ってます。
似ているといえば、まあ似ているかな。
でもシタツンガ女子をシカさんと区別がつかないお客さんも、シタツンガさん♂の角を見れば
「こんなシカいない」とわかってくれます。
プレイボーイのアラシくん。何回見てもかっこいい角
こうしてくつろいでいる表情はウシの仲間という感じがしますね。
一方、ニホンジカの♂さん(名前はつけてもらっているんでしょうか?)
大変立派な角をお持ちですし、気難しい感じがします。
でも、お客さんたちは「奈良の
せんとくんみたい」と言いながら通り過ぎていくのでした(汗)
(5月16日撮影)