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紫雲ちゃん 元気でね♪ ~その2
京都市動物園のキリンの紫雲ちゃんのお別れ会についてのその1の続きです。

後半は、京都で行われているキリンのハズバンダリートレーニングの実演が行われました。

日常の健康管理や、いざという時に処置や治療を安全に行えるよう、ふだんからトレーニングして慣れておくのです。
トレーニングに使うターゲット棒の説明
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やってほしい行動をやってくれた時に「OK」を知らせるホイッスル
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まだトレーニングが始まっていないのに、首を伸ばしておやつを食べようとする紫雲ちゃん(笑)
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トレーニングをよほど楽しみにしているんでしょうね。始まってないのにターゲット棒に顔を寄せてきていました。
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まず日常的に行っているトレーニングの実演です。


つづいて、引越しに使う移動箱に入る練習です。
移動箱は、1ヶ月ほど前からグラウンドに置かれていました。お兄ちゃんの竜王やお姉ちゃんの音羽もこの箱で運ばれて旅立っっていったのです。
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ただ、紫雲ちゃんは1週間ほどでもう箱に入れるようになったとか。
一般的には箱に入る練習だけして、入った後箱の扉を閉めるのは出発当日の一発勝負なのですが、紫雲ちゃんの場合は、箱に入って扉を閉じるトレーニングもすでにやっているそうです。

すでに仕上がっているので、もう日常的に箱の中に入ることに慣れていました。
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でも、もっとも箱に入っているのはシマウマたちのようです(笑)
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トレーニングの実演ということですが、そういう状態なので、もうすっと箱に入ってしまっていました。


箱の中には楽しいことがあるよ、という感じで箱に入る恐怖心やストレスを緩和するのです。
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これくらい慣れてたら、安心して明日の出発日を迎えられそうです。


最後に、旅立つ紫雲ちゃんに送るメッセージを、みんなで寄せ書きをしました。
紫雲ちゃんを見送りに、たくさんのお客さんが集まってくださいました。
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京都から浜松までは車で4~5時間の移動とのことです。道中の無事を祈っています。
紫雲ちゃん、元気でね♪
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(3月2日撮影)
by rakudateikoraku | 2014-03-02 23:52 | キリン | Comments(0)
紫雲ちゃん 元気でね♪ ~その1
京都市動物園のキリン 紫雲(しうん)ちゃんが、3月3日に浜松市動物園に旅立つことになりました
日本にはある程度の頭数のキリンさんがいますが、順調に繁殖して増えているわけではなく、日本のキリンの未来は必ずしも明るくありません。それで、紫雲ちゃんは子孫を増やすため浜松に嫁いでいくのです。浜松にはリョウくんというお婿さんが待っています。

京都の「アフリカの草原」には現在4頭のキリンが暮らしています。
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このファミリー4頭での姿が見れるのも今日が最後です。
左から: 父 清水(きよみず)さん、紫雲ちゃん、弟の瓜生(うりゅう)ちゃん、母 未来さん
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紫雲ちゃんの出発に先立って、お別れ会が行われました。
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お別れ会はキリン舎のパドックの中で行われました。
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担当飼育員の高木さんから、紫雲ちゃんの生い立ちが語られました。
紫雲ちゃんは、高木さんが担当する4頭目のキリンです。

紫雲ちゃんは、2011年3月12日に誕生しました。
それは東北の大地震の翌日のこと。震災の災厄で日本が打ちひしがれていた時、彼女の誕生は動物好きの人たちの1つの希望になりました
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(生後2日目に訪問したときの記事はこちら

こんな話をしていると、紫雲ちゃんが「わたしのはなしをしているの~?」と覗き込んできました(笑)
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父 清水さんと対面して、同居できるか様子を見ます。
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でも、紫雲ちゃんは、ません棒をくぐって勝手に清水さんに会いに行き、しかも自分で戻ってきたそうです。

キリンの赤ちゃんは母のおしりにくっつくのが好き。
第一子 竜王は 胸を、第二子 音羽は わき腹を、そして紫雲ちゃんはお尻をくっつけます。
こんなところに個性が。
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母がおしっこする音がしてくると、お尻くっつけていっしょに(笑)
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もうこの頃から、飼育や健康管理のために、人間に慣れる訓練をしていました。尻尾で三つ編みしてもらっています(笑)
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紫雲ちゃん、おっぱい18ヶ月も飲んでたんだね。
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ちょうどこの頃に、京都のキリン舎が現在のものに新築され、引っ越すことになっていました。
用心深い動物たち、新しい場所への移動は簡単ではありません。
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紫雲ちゃんは、トレーニングを積んで、当時のファミリー3頭の中で最初に新居に移動できたのです。
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ちなみに、次に引越ししたのは清水父さん、未来さんは最後に無理やり移動したとのこと(笑)

旧キリン舎はキリンだけで閉じた世界でしたが、新キリン舎はアフリカの草原という大きなエリアの中にあり、他の動物の展示とも接触しています。生まれて初めてフラミンゴやカバを見て、固まっちゃいました。
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でも小さいミーアキャットには驚かず、興味深そうに首を伸ばしていたとか。ミーアキャットも見上げています。
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小さい彼らとは友達になれそうとか思ったのかな?
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この「アフリカの草原」のグラウンドは、キリンとシマウマの混合展示を目指していました。でも当初は、シマウマと喧嘩があったり。
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京都にはシマウマは 母ライラさんと 娘のキララちゃんがいるのですが、キララちゃんは本当にお転婆で、キリンに悪さをしたので、ライラさんはグラウンドに出してもらっていたのに、キララちゃんは日中ひとりパドックで過ごしていたのです
今日はキララちゃんはライラさんといっしょにグラウンドに入っていましたよ。
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キララちゃん少しはおとなしくなったのかなと思っていたら、キリンに不必要に近づいて、キリンが慌てて距離をとる場面が何回か見られました。
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退屈してきたのか、スタッフが使っていた脚立で遊ぶ紫雲ちゃん
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弟である第4子 瓜生ちゃんが生まれ、紫雲ちゃんは母未来さんの代わりに、いつも瓜生ちゃんのそばにいるようになりました。
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焼もちを焼いているのか、赤ちゃんがおっぱいを飲もうとすると、割って入って邪魔したりすることもありました。
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今でも、紫雲ちゃんが瓜生ちゃんのそばにいることが多いです。
瓜生きちゃんが座り込むと
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すかさずお姉ちゃんがそばに
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なでなで(ぺろぺろ)。。
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紫雲ちゃんが将来母になる日のため、担当飼育員さんは、瓜生ちゃんの出産や子育ての様子を間近で見て学べるように配慮されていました。弟思いのよき姉になった紫雲ちゃん。


紫雲ちゃんとキリンたちの末広がりの幸せを願って、お話は終わりました。
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これまでの重要なイベントをそつなくこなしてきた優等生キリンの紫雲ちゃん。
担当飼育員さんの自慢の娘だったんですね。
その娘を送り出す晴れの日のイベント。これまで過ごしてきた話をお聞きして、
紫雲ちゃんとキリンの将来への担当さんの願いが思われました。

つづく。。。
(3月2日撮影)
by rakudateikoraku | 2014-03-02 23:09 | キリン | Comments(0)



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