天王寺のジャックです。
フタコブラクダは冬が繁殖シーズンなのですが、その時期オスのラクダはほとんど食べなくなります。
そして、ジャックは近年はグラウンドに座り込んだり寝転がっているなど、運動量が減っているように感じていました。
(この写真のみ2016年2月27日撮影)
ジャックは1992年6月生まれ、現在23歳。
ラクダの平均的な寿命は25年~35年程度と言われています。ジャックはいつの間にかおじいさんと言われる年齢になっていました。それもあって動きが少なくなったのだと思っていました。
しかし、春になってまたジャックの食欲が戻ってきました。
もりもりと青草を食べています。あまり食べてなかったのでお腹が痩せていますが、また体重も戻ることでしょう。
最近は管理通路側だけであげておられたのもあり運動量が減っていたのですが、また観覧通路側のあちこちにおやつのカシの小枝を仕掛けて、運動量を増やす取り組みをしていただいています。それも功を奏しているようです。
お忙しいのにひと手間かけてくださって感謝です。すたすた歩く姿を見るのも久しぶり。
ジャックはほとんどの時間グラウンド北側にいたのですが、久しぶりに南側に入っていくところを見ました。
向こうの方で寝てばかりというイメージだったラクダが、お客さんに近いところに来ていて動いているという
状況になり、再びお客さんの注目を集め始めたのも嬉しい限りです。
大きな身体を曲げて、器用に柵の間から首を伸ばしています。そして、おっさんなのに(失礼)キラキラした可愛いお目目。
南側にいると、超高層ビルのハルカスを背にジャックが立つ、非日常的な姿の写真も撮れます♪
ハルカスを見上げるジャック。でも何とも思ってないでしょうね 汗
ジャックに再び注目が集まり、ラクダの魅力に気がついてくださる方がまた増えることを今年は期待しています。(4月24日撮影)