大森山のトナカイさんを訪ねる旅、
この記事の続きです。
その時に水に入ってくれたのはサクラさんでした。
今年になって元気くんが生まれて、いつも赤ちゃんと一緒にいるサクラさんを池に連れていってあげることはできなくなっていました。
サクラさんと元気くん2頭一緒に池に泳ぎに行けたら。。。
実は私が訪問する数日前に初めて2頭で泳いだということでしたが、この日2回目の試行を見学しました。
飼育員さんがグラウンドにやってくると、池の方に行きたいサクラさんはもうお待ちかねです。
元気くんはママにいつもぴったりくっついています。
池との間を移動するため、サクラさんの頭絡にリードをつけます。
元気くんは頭絡ではなく、子犬用の首輪をつけています 笑
ではみんなで池の方までお散歩です♪
そこが快適な場所だと覚えているので、無理に引っ張っていかなくても、サクラさんはついてきてくれます。元気ちゃんはママにくっついていきます。 ひとりでどんどん池に入っていくサクラさん
ママどこいくの?
慌ててついていく元気くん
なぜか、サクラさん岸の方をガン見しています。
あれ?サクラさん、こちらの方へ急旋回してきます。
それを懸命に追いかける元気ちゃん
上陸してきました
どうも、飼育員さんが持っていたペレットに気がついてしまったからだったようです。
このペレットの本来の使い道は、対岸に渡ったトナカイさんを呼び戻すためです。(参考: 去年の記事)
動画でどうぞ
一度は成功したと聞いてはいましたが、まだ生後2ヶ月の元気くんが、躊躇なくサクラさんについて泳いでいく様子には驚かされました。
またサクラさんも、後ろをふりかえる様子もなくどんどん進んでいくのがすごいです。
柴田飼育員によると、群れで行進する性質のトナカイにも個体によって個性があるそうです。サクラさんと異なり、ルドルフくんや雁木さんは、
自分から水に入っていくことはないが、飼育員や他のトナカイ個体が池に入っていくとついていくのだそうです。
そうすると、サクラさんは天性のリーダー型、頼もしいママさんですね~
つづく
(8月15日撮影)